#4 プロジェクト始動
【ここまでの展開】
「最期は(故郷)〇〇山の見えるホームで暮らすの💗 」 60代前半から”終の棲家”プランを持っていた母からついに号令が下った。2019GWに「ホーム見学ツアー」を決行すると言う。
我が家の仕事は早い。
今回のクライアントである母の号令さえ確認できれば、
私と妹は”あうんの呼吸”で互いの役割に動き出す。
こうしてGWの「老人ホーム見学ツアー計画」が始動した。
プロジェクトリーダーは母と同居している私の妹。
母の妹であるリュウコばちゃんが集めてくれた
資料の中から候補を選び、紹介機関
https://www.roujinhome-zenkokunet.jp/
を通じて見学のアポを入れる。
私はサブとして、旅行中のホテルと食事する店の手配。
そして母へのプレゼン。承認が出れば即実施だ。
ちょっと、簡単すぎるんじゃないか!?
もちろんその間に全員が勉強もし、
先達として最近親をホームに入れた友人に
ヒアリングの機会も持った。
でも、そんなことが問題なのではない。
不動産屋さんがよく言うところの、
「決める人」と「決められない人」。
我が家は全員、圧倒的に「決める人」なのだ。
とは言うものの、すべてが予定通りとはいかなかった。
ここで一人、「決められなかった」プロジェクトメンバー、
”リュウコばちゃん”について書こうと思う。
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